伝統的旧正月テトを迎えるにあたり、旧暦12月28日にあたる1月27日夜、ホーチミン市第1区のレロイ通りで「2025年テト書籍フェスティバル」が開幕しました。
2月2日まで開催されるこのフェスティバルは、例年とは異なる多くの新たな特徴を備え、市民や観光客から注目を集めています。
今年のフェスティバルには22の団体が参加し、約6万8000冊の書籍が展示されています。また、開催期間中、160以上の交流イベントや体験型プログラムが実施される予定で、特に文化大使による読書プログラムや、2024年の国家書籍賞受賞者との交流イベントが目玉となっています。
さらに、ホーチミン主席の作品や新年を祝う詩を紹介する特別な展示エリアが設けられる一方、故グエン・フー・チョン書記長が執筆した文書や作品も展示されています。このほか、ベトナム共産党創立95周年、南部完全解放・国家統一50周年、8月19日の8月革命、および9月2日のベトナム独立記念日80周年を記念する資料や写真も公開されています。
ホーチミン市に住むマイ・ハイ・イエンさんは、このフェスティバルについて、次のように話しました。
(テープ)
「毎年、旧正月になると、ホーチミン市の書籍ストリートを訪れて、面白い本を読んだり購入したりしています。今年は、南部完全解放・国家統一50周年を祝うテーマにぴったりな活動が多く、大変感動しました。展示スペースが印象的で、新しい本もたくさんあり、チェックインや交流イベントも若者にとても人気があります」
(VOVWORLD)